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2021.1.22患者さんの声

[整体 西宮市 18歳 女性 起立性調節障害] 全身の倦怠感がとれてきているのを実感しました。

先日患者さんからのお話で、西宮市内のある中学校では300人超の1学年に不登校の生徒が10人以上いてると・・・

 

 

そのほとんどが朝起きられない・起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)との事でした。

 

 

『カイロプラクティック・ステーション ありがとう』の作本です。

 

 

当院にも起立性調節障害で来院されてる患者さんはちょくちょくいらっしゃいますが、実際にお話を聞いて想像以上に多い印象です。

 

 

今回は『起立性調節障害』について、どんな症状が出るのか?原因は?何か対策は??を実際の患者さんの声とともに説明していきたいと思います。

 

 

[整体 西宮市 18歳 女性 学生]全身の倦怠感がとれてきているのを実感し、すっきりと目覚めれるようになっています。

 

通い始めて少しして、今まで悩まされてきた全身の倦怠感がとれてきているのを実感しました。

 

 

手足の冷えも改善され、朝もすっきりと目覚めれるようになっています。

 

 

口癖だった「疲れた」も気づけば言わなくなっていました!

 

 

先生の話はとても興味深くて、いつも新しいことに出会えるので楽しみにしています。

 

 

そして、受験生なので土曜も夜遅くまで開いているのは非常に助かります。

 

 

こういった施術以外での点でも、ここの通いやすさがあると思います。

 

 

体の調子を整えてもらって、勉強ももっと頑張れます☺

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

M.T様 18歳 学生 西宮市 女性

 

 

[整体 西宮市 18歳 女性 学生]朝起きられないのは怠けじゃない!10%の中学生が悩む『起立性調節障害』の症状とは?

起立性調節障害の具体的な症状としては、朝起きられない事です。

 

 

一口に朝起きられないと言っても、ダルさ・しんどさから体を起こす事も出来ない子もいれば、起き上がるとめまい・立ちくらみ・頭痛・吐き気がする子もいてます。

 

 

その他にも動悸・息切れ・食欲不振・腹痛を訴える事もありますが、起立性調節障害の特徴としては、午前中に体調が悪く、午後になると回復するという事です。

 

 

その為『怠けてるだけ・・・』『学校をサボりたいだけ・・・』と思われる事も多いようですが、起立性調節障害は自律神経失調症の一種です!

 

 

日本の小学生の約5%、中学生の約10%にみられ、特に思春期の女子に多いとされています。(が、当院では男の子も女の子と変わらないぐらい来院されています。)

 

 

患者さんの声を書いていただいたM.T様も当院に来られた時は18歳でしたが、症状が出始めたのは6年ほど前からとのことですので、中学生になるかならないかぐらいの時期からだと思います。

 

(参照元:児童生徒の起立性調節障害症状参考資料)

 

 

また不登校になっている生徒の3~4割は起立性調節障害になっているとのデータもあります。(大阪医科大学調べ)

 

 

具体的な数字としては、全国の中学生・高校生の70万人は起立性調節障害と言われています。

 

 

[整体 西宮市 18歳 女性 学生] 朝起きられない、起立性調節障害と自律神経との関係

 

自律神経には、体を活動させる『交感神経』と休息させる『副交感神経』とがあります。

 

 

朝、日が昇ると交感神経が働くことで体は活動的になり、夜は副交感神経が働くことで体を休ませます。

 

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまう事で起こる様々な症状の事を言います。

 

 

起立性調節障害は、朝に交感神経が働く事ができず、お昼頃になってようやく交感神経が働き出すので、午後から起きる事が出来るようになります。

 

 

では、なぜ自律神経失調症になり交感神経が働かないと起き上がる事が出来ないのでしょうか?

 

 

なぜ『交感神経』が働かないと起立性調節障害になってしまうのか?

 

寝た状態から身体を起こすと、重力の影響を受けて、血液は足の方に行ってしまい、脳に血液が回らなくなってしまいます。

 

 

その時に下半身の血管を収縮させたり、心臓から送り出す血液の量を増やしたりして、脳を始めとして身体全体に血液がまわるようにコントロールします。

 

 

これが、自律神経の交感神経による「血圧の調節の仕組み」です。

 

 

しかし、起立性調節障害になると、交感神経が働けないわけですから、血圧の調整が上手く出来ません。

 

 

そのため脳の血液が不足してしまい、起き上がれなかったり、立ちくらみがします。

 

 

このようなことから起立性調節障害のことを起立性低血圧と呼ぶこともあります。

 

 

しかし、普通『自律神経失調症』と言えば、交感神経の働きが強くなってしまい、副交感神経の働きが弱くなる事で症状が起こります。

 

 

交感神経の働きが強くなるせいで、呼吸が浅く早くなってしまい息苦しくなったり、心臓が強く早く動く事で動悸になったり・・・

 

 

では、なぜ起立性調節障害の子は『交感神経』の働きが悪くなってしまうのでしょうか?

 

 

それは思春期にこの症状が多い理由と関わっています。

 

 

[整体 西宮市 18歳 女性 学生] 中学生に起立性調節障害が多い2つの理由

 

①思春期は自律神経のバランスが変わる!

人間には交感神経優位で増える『顆粒球(かりゅうきゅう)』という免疫細胞と副交感神経優位で増える『リンパ球』という免疫細胞があります。

 

 

1歳~4歳までは体を成長させる為に、圧倒的に副交感神経支配のリンパ球が多くなります。

 

 

4歳~15歳までは交感神経支配の顆粒球と副交感神経支配のリンパ球の割合が50%:50%に近くなり、

 

 

15歳~20歳ぐらいで逆転して、交感神経支配の顆粒球が60%副交感神経支配のリンパ球が35%ぐらいになります。

 

 

大人になるには、ある程度交感神経が働かなくてはありません。

 

 

ここでは思春期には自律神経のバランスが変わるという事実をご理解下さい。

 

 

②体をしっかりと休められていない!

交感神経は体を活動させる時に働く神経ですので、交感神経を働かせるためには『エネルギーが必要になります。

 

 

人間はどうやってエネルギーを作っているのか?というと、

 

・よく寝る!(睡眠)

・よく食べる!(バランスの良い食事・栄養)

・しっかりと酸素を取り入れる(呼吸)

 

この3つです。

 

 

中学生の時に、夜更かしをしたり、お菓子ばかり食べたり、偏食をしたり、スマホなどから姿勢が悪くなって呼吸が浅くなったりすると、交感神経優位の大人の体に切り替われなくなります。

 

 

つまり、エネルギーが作れない→交感神経が働けない→朝起きられない『起立性調節障害』へと繋がります。

 

 

次に起立性調節障害の子に是非やってほしいポイントをお伝えしていきます。

 

 

[整体 西宮市 18歳 女性 学生]  また学校に通えるようになる為に・・・起立性調節障害の子にやってほしい3つのポイント

 

起立性調節障害は、自律神経の乱れが原因で起こりますので、自律神経を乱す4つのストレスを見直す事が大切です。

 

 

自律神経を乱す4つのストレスは・・・

人間関係や仕事など『精神的なストレス』

ゆがみやコリ・痛みなど『体からのストレス』

砂糖やカフェインなど『偏った食事のストレス』

急激な温度の変化など『環境的なストレス』

 

に、なります。

 

 

詳しくはコチラで解説しています。→[整体 川西市 40代 女性] 体調も良くなり、免疫力も上がったせいか、こちらに通い出して二年以上風邪は引いていません。

 

 

上記にありますように、学校での対人関係などによる精神的なストレスが原因で、朝起きられない事もありますが、ここでは特に思い当たるストレスがないにも関わらず、起立性調節障害の症状が出ている場合のみを対象とさせていただきます。

 

 

①首の骨の歪みを調整する!

 

画像の赤丸の所に『延髄(えんずい)』と呼ばれる脳の一部があります。

 

 

延髄は、血圧・心拍・呼吸・嘔吐・クシャミ・平衡感覚などに関与しており、またこの延髄と1つ上の『橋(きょう)』には、末梢(手や足先の事)の血管を収縮させ、血圧を上昇させる働きがあります。

 

 

首の骨がゆがみ延髄や橋にストレスがかかると、血圧の調整が上手く出来なくなり、起立性調節障害の症状が出て来ます。

 

 

また首の骨の中には、脳へと繋がる血管が通っています。

 

 

首の骨のゆがみは、脳に行く血液の流れを悪くしてしまうため、起き上がった時に脳に血液が行かず、立ちくらみやめまいなどの症状が出る事もあります。

 

 

②自律神経を乱す食べ物を控える!

まず控えていただく食べ物は、

 

・白砂糖

・カフェイン

・小麦

 

の3つです。

 

 

これらは自律神経を大きく狂わせるワースト3ですので、なるべく控えるようにして下さい。

 

 

中学生のお子さんでコーヒーを飲む事は少ないと思いますが、紅茶・緑茶・コーラにもカフェインが含まれているので、要注意です。

 

 

朝はパン食からご飯食に変える・・・白砂糖から黒砂糖やキビ糖・オリゴ糖などに変えるなどにしてあげて下さい。

 

 

(白砂糖から他の砂糖に変えたからと言って、『バカバカ摂って良い』という訳ではありません。)

 

 

いきなり全部止めるとストレスがかかり、それはそれでまた体にとって『悪』ですので、止めれる範囲からで結構です、少しずつ控えていきましょう!

 

 

③副交感神経をしっかりと働かせる!

 

起立性調節障害は、交感神経が働けない事で起こる症状ですが、交感神経が働けなくなっている背景には、副交感神経が働けなくなっている事によるエネルギー不足があります。

 

 

なので、まずは副交感神経をしっかりと働かせて、エネルギーを補充する事が大切です!

 

 

副交感神経を働かせる方法として、『涙を流す』事です。

 

 

感動できる映画や音楽を聞いて泣くと副交感神経が働きます。

 

 

また『あ~コレ、懐かしいな~・・・』って感じる時も副交感神経が働きます。

 

 

昔読んでたマンガやテレビなどを見るのもGOODです。

 

 

おそらくこの記事を読まれているのは、『朝起きられない』『起立性調節障害と診断された』子を持つ親御さんだと思います。

 

 

副交感神経を働かせるオキシトシンというホルモンがあるのですが、これは触れ合う事で分泌されます。

 

 

お子さんを抱きしめてあげて下さい・・・頭を撫でてあげて下さい・・・手を握ってあげて下さい・・・

 

 

あなたのお子さんは今、病気と闘っています。

 

 

お子さんのがんばりを認めてあげる一言をかけてあげて下さい。

 

 

触れ合う事で副交感神経が働きやすくなりますが、安心感もまた副交感神経を働かせます。

 

 

親に認めてもらえると、子どもはすごく安心します。

 

 

是非、やってあげて下さい。

 

 

[整体 西宮市 18歳 女性 学生] 全身の倦怠感がとれてきているのを実感しました。まとめ

今回、患者さんの声を書いていただいたM.Tさんの場合、アトラス・オーソゴナル・カイロプラクティック専用のレントゲン撮影を行ってみると、首の骨が大きくゆがんでいました。

 

 

その他は、栄養的に甘いモノの摂り過ぎや小麦の摂り過ぎを注意しただけで、ここまで回復されました。

 

 

自律神経の問題は、首から脳への影響が大きく関与します。

 


 

 

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